2017年3月29日水曜日

モニュメントバレー 3

「ATLAS of LANDFORMS」(John Wiley and Sons Inc. 1965 )にモニュメントバレーの実体視写真が掲載されているので、モニュメントバレーに戻って、紹介します。

モニュメントバレーの実体視写真
「ATLAS of LANDFORMS」(John Wiley and Sons Inc. 1965 )から引用

この実体視写真付近をGoogle Earthで垂直写真として示すと次のようになりなります。

モニュメントバレー
Google earth proによる。

黄色線は現地での私の動線(GPSログ)です。

Aには展望台があり、そこからの風景は次のようになります。映画駅馬車の撮影ポイントです。

Aからの風景

Bはメサの影になる場所で、ここでナバホ族の方からナバホ料理の昼食をいただきました。

B付近の様子

2017年3月28日火曜日

ブライスキャニオンの地形・地質上の位置

書庫の奥から発見(?)した地図集に数年前に訪問したユタ州、アリゾナ州の主な浸食地形サイトが掲載されていることを見つけました。

コロラド川流域の一般的地形・地質断面図が掲載されていて、ブライスキャニオン、ザイオンキャニオン、モニュメントバレー、グランドキャニオンの地形・地質の比較が一目でわかります。

俄然ユタ州・アリゾナ州の浸食地形に対する興味が深まりました。

コロラド高原の地層
「ATLAS of LANDFORMS」(John Wiley and Sons Inc. 1965 )から引用・追記

ブライスキャニオンの浸食地形は老年期地形の台地面が浸食されてできた地形であり、地層は第3紀層(未固結石灰岩)です。

ブライスキャニオンはザイオンキャニオン、モニュメントバレー、グランドキャニオンと比べて最も新しい堆積物を浸食している地形であることが判りました。

ブライスキャニオン

ブライスキャニオンの地図
「ATLAS of LANDFORMS」(John Wiley and Sons Inc. 1965 )から引用

ブライスキャニオンの実体視写真
「ATLAS of LANDFORMS」(John Wiley and Sons Inc. 1965 )から引用


2017年3月22日水曜日

ブライスキャニオン

ユタ州ブライスキャニオンの巨大な土柱群を見てきました。

日本ではなかなか見られない谷頭浸食の激しさを実感します。

ブライスキャニオンの風景

土柱群

土柱群

台地から谷底を臨む

台地から谷底を臨む

谷底からみた土柱

ブライスキャニオンの位置

次の記事でブライスキャニオンの地図や写真を見てみます。

2017年3月16日木曜日

モニュメントバレー 2

モニュメントバレーでメサ地形を思う存分堪能しました。

その規模の大きさがこれまでの地形体験を超える、「異次元」のような不思議な感覚になりました。

モニュメントバレー メサ地形 1

モニュメントバレー メサ地形 2

モニュメントバレー メサ地形 3

モニュメントバレー メサ地形 4

モニュメントバレー メサ地形 5

モニュメントバレー メサ地形 6

モニュメントバレー メサ地形 7

モニュメントバレー Google earth 3D画像
黄色線は現場移動線(GPSログ)

2017年3月8日水曜日

駅馬車の舞台 モニュメントバレー

数年前アリゾナ州やユタ州の乾燥地の地形を見て回るツアーに参加したことがあります。
日本にはない規模の大きな風景に触れて感動したことを覚えています。
しばらくそのツアーの写真を見返して、興味を反芻したいと思います。


アリゾナ州モニュメントバレーはジョン・ウェイン主演「駅馬車」(STAGECOACH、1939)撮影の舞台です。

この記事では駅馬車の場面を合成して、現場で撮影した写真と比べてみました。

ジョン・ウェイン主演「駅馬車」(STAGECOACH、1939)の代表画面

次の2枚の写真は映画の場面です。6頭立ての馬車が写っています。

映画場面

映画場面

この2枚の場面を合成してみました。

映画場面の合成

次の写真がツアーで撮影した現場写真(3枚をパノラマ合成)です。

モニュメントバレー現場写真

上記二つの写真を比較すると、ほぼ同じ風景を見つけることができました。

映画画面と現場撮影写真の対照

映画「駅馬車」の撮影ポイントがツアーで写真撮影した場所とほぼ同じであることを確かめることができました。

遠景のビュート、メサだけでなく、駅馬車の走る道路も、現在の道路と同じルートであることが確認できます。