2018年12月25日火曜日

バーンズ氷帽 カナダバフィン島

Geomorphology from space(NASA) PLATE G-5 BARNES ICE CAP, BAFFIN ISLAND, NWT, CANADA

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち氷河及び氷河地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではカナダ(ヌナブト準州)バフィン島にあるバーンズ氷帽を観察します。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from space(NASA)の画像

Geomorphology from space(NASA)の位置図
A…氷帽頂部、B…新雪部、C…小氷帽、D…溢流氷河、E…圏谷氷河、F…フィヨルド

Geomorphology from space(NASA)の位置図2

Geomorphology from space(NASA)の説明図 山岳氷河→氷帽→氷床のプロセス

2 バフィン島
バフィン島についてこれまで意識したことがなかったので地図を眺めてみました。

バフィン島 メルカトール図法

バフィン島 メルカトール図法

バフィン島の位置 Google earth pro

3 Google earth proによるバーンズ氷帽観察

Google earth proによるバーンズ氷帽観察

Google earth proによるバーンズ氷帽観察

Google earth proによるバーンズ氷帽観察
今回、バフィン島をはじめて知り(はじめて意識でき)、氷帽例をマジマジと観察することができました。

4 参考 氷帽(ice cap)
独立した山の頂上や、北極の島々をおおう帽子状の氷河。氷冠と呼ばれることもある。氷帽は、カナダとロシア北部の北極諸島、スバールバル諸島、およびアイスランドに多くあり、これらの面積を合計すると南極氷床、グリーンランド氷床に次ぐ第3の氷河地域となる。また、氷帽はアフリカの赤道直下のケニア山、キリマンジェロ山にも存在するが、近年その縮小傾向が著しい。サイト「NPO法人氷河・雪氷圏研究舎」から引用


2018年12月19日水曜日

南パタゴニア氷原

Geomorphology from space(NASA) PLATE G-4 SOUTHERN PATAGONIAN ICE FIELD, CHILE AND ARGENTINA

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち氷河及び氷河地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではチリとアルゼンチンにまたがる南パタゴニア氷原を観察します。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from space(NASA)の画像
ただし、この画像は1978年にソ連有人宇宙船から撮影した画像です。

Geomorphology from space(NASA)の位置図

位置図付近の地図画像

2 Google earth pro画像

南パタゴニア氷原付近

南パタゴニア氷原付近

南パタゴニア氷原からアルゼンチンの湖沼に流れ込む氷河(Viedma Glacier)

Viedma Glacierのストリートビュー画像

パタゴニアは生きているうちに1回は行きたいと考えている場所です。

2018年11月25日日曜日

オーロラの衛星画像

2018年11月5日にアラスカで、11月12日にカナダで特段に明るいオーロラが観察されたという記事がearth observatory(NASA)サイトに掲載されていましたので、興味がありますのでその写真を引用紹介します。

2018年11月5日アラスカのオーロラ衛星画像 earth observatory(NASA)から引用

その日のオーロラ発生状況を別サイトで確認すると次のような活発なオーロラの存在が記録されています。

aurorasaurusの記録 2018.11.05

2018年11月12日カナダのオーロラ衛星画像 earth observatory(NASA)から引用

その日のオーロラ発生状況を別サイトで確認すると次のように記録されています。

aurorasaurusの記録 2018.11.05

昨秋アラスカにオーロラ観察を主目的に出かけたのですが、結局オーロラを全くみることができませんでした。アラスカの自然は素晴らしいので、いつか再び訪れたいと思います。


2018年11月13日火曜日

南極 パインアイランド氷河から氷山が分離した様子

2018.11.09NASAサイト記事に南極パインアイランド氷河(氷流)から氷山が分離した様子の写真が紹介されていますので、引用します。

pine island glacier 氷山分離前 NASAサイトから引用

pine island glacier 氷山分離後 NASAサイトから引用

分離した氷山 左側 NASAサイトから引用

参考 パインアイランド湾付近の地図 Wikipediaから引用

2018年11月5日月曜日

グリーンランド西岸の氷流(ICE STREAM)

Geomorphology from space(NASA) PLATE G-3 JAKOBSHAVNS ISBRAE, WESTERN GREENLAND

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち氷河及び氷河地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではグリーンランド西岸の氷流(ice stream)を観察します。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from space(NASA)の画像

Geomorphology from space(NASA)の位置図

Google earth proで確認したJAKOBSHAVNS ISBRAE氷流の位置

2 JAKOBSHAVNS ISBRAE氷流の観察

JAKOBSHAVNS ISBRAE氷流の観察

氷流の様子

氷流の様子

3 参考 氷流
「氷流 (ひょうりゅう、ice stream)
氷床の中で周囲より流れの速い部分のこと。氷床の表面地形と基盤地形の影響により、氷流に向けて氷の流れが収束し、氷流の流動速度は周囲の氷床より1桁以上大きいことが一般的である。氷流と氷床の境界には露岩が連なるわけではなく、雪氷の表面傾斜が大きく異なることで識別される。氷流のことを単に氷河ともいう。日本の南極観測基地に近い白瀬氷河は氷流である。…西南極氷床では、西側のロス棚氷(Ross Ice Shelf)に流れこむ氷流A,B(Whillans Ice Streamとも呼ばれる)、C,D,Eは、アメリカの研究者等によって地上と航空機から詳細に調査された。その結果、氷流BとCは挙動が複雑で、サージ的振る舞いという指摘もあった。(R.N.) 」サイト「NPO法人氷河・雪氷圏研究舎」から引用






2018年10月31日水曜日

南極ロス棚氷

Geomorphology from space(NASA) PLATE G-2 ROSS ICE SHELF, ANTARCTICA

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち氷河及び氷河地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事では南極ロス棚氷(たなごおり)を観察します。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from space(NASA)の画像

Geomorphology from space(NASA)の位置図
A、B、”A”、”B”、”C”、”D”、”E”はロス棚氷に氷を供給する氷河口を示しています。

2 ロス棚氷のGoogle earth pro画像

ロス棚氷のGoogle earth pro画像
通常の写真では棚氷と陸域氷雪域との区別はつきません。

3 南極の棚氷

南極の棚氷の分布 Wikipediaから引用

棚氷の説明 Wikipediaから引用
棚氷(たなごおり、英: ice shelf)とは、陸上の氷河または氷床が海に押し出され、陸上から連結して洋上にある氷を指し、その上面は多くの場合、平坦な形状となっています。氷棚(ひょうほう)とも呼びます。
南極棚氷の厚さは平均475mになります。

4 参考 南極棚氷から分離した氷山

南極半島のラーセンC棚氷から大規模な氷山が分離した様子の写真 出典NASA

ラーセンC棚氷から分離した氷山海域の矩形氷山 出典NASA


2018年10月25日木曜日

NASAサイトの南極矩形氷山写真

NASAサイトに南極矩形氷山写真が掲載されていました。興味を持ちましたので引用紹介します。

2018.10.16撮影 矩形氷山 南極沿岸 NASAサイトから引用

2018.10.16撮影 矩形氷山 南極沿岸 NASAサイトから引用

NASAの活動は衛星を使うことだけでなく多数の航空機を使って南極をはじめ世界各地の観察を常時していて、その活動を公開しています。いまさらですが感心します。

上記写真を撮影した航空機の飛行軌跡 NASAサイトから引用

この写真を見たことをキッカケにして、Geomorphology from space(NASA)掲載氷河及び氷河地形項目の学習を再開することにします。

2018年9月21日金曜日

南極ビクトリアランド

Geomorphology from space(NASA) PLATE G-1 VICTORIA LAND, ANTARCTICA

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち氷河及び氷河地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事では南極ビクトリアランドを観察します。

1 図書に掲載されている画像と位置図

Geomorphology from space(NASA)の画像
(画像左下1/4の縞模様は画像調整でうまれた意味の無いものであることが断り書きしてあります。)
南極大陸の氷床がロス海に落ちる付近の氷河と地形を紹介しています。
Geomorphology from space(NASA)の位置図

2 McMurdo Sound付近の氷河と地形

McMurdo Sound付近の垂直写真

参考 ドライバレーの地図
ウィキペディア「マクマードドライバレー」の項から引用

Google earth proによる現況画像

Taylor Valleyの斜め写真

南極大陸の氷床がロス海に落ちる付近の氷河と地形を紹介しています。
斜め写真は手前が内陸で遠方がロス海ですが、氷床から延びた氷河が極端な乾燥のため存在することができず消失している様子を写しています。

参考 Taylor Valleyの内部風景 Google earth proによる
氷が乾燥で存在できないために、観察できるU字谷です。

2018.05.14記事「南極 ドライバレー」参照

3 McMurdo Station
上記地図左端に表記されるMcMurdo StationをGoogle earth proでのぞいてみました。

McMurdo Station

参考までに昭和基地もGoogle earth proでさがしてみてみました。

参考 昭和基地