2017年8月3日木曜日

ミルフォードサウンドの風景

2016.12.06記事「ニュージーランド ミルフォードサウンドの懸谷」でミルフォードサウンドの風景を記事にしましたが、ほぼ同じ内容の記事をここに書きます。
ミルフォードサウンドの風景が気に入ったので、同じことを何回も反芻したくなるからです。
ミルフォードサウンドの現場に立った時天候がよかったのでそのような印象が刻まれたのだと思います。
同じようなフィヨルド地形をクルーズも含めてノルウェーで見た時は天候が悪く、あまり印象に残っていません。

画面右側 典型的なU字谷 遠景に合流U字谷が懸谷となっている様子が見える

典型的なU字谷 遠景に合流U字谷が懸谷となっている様子が見える

懸谷の地形説明
c,a,cotton(1958):geomorphologyから引用
氷食地形における懸谷とは、主谷氷河と支谷氷河の合流点で谷底の高度差が生じ、氷河が全部融けると、支谷谷底が主谷谷壁の上に懸かっている(滝ができる)地形です。


地形学書のU字谷と懸谷の説明
c,a,cotton(1958):geomorphologyから引用


Google earth pro画面(U字谷と懸谷の様子)

U字谷懸谷における滝(ボーエン滝)アートモード写真

U字谷懸谷における滝(ボーエン滝)普通写真

Google earth pro画面(ボーエン滝付近の懸谷の様子)

左岸U字谷の様子

Google earth pro画面(左岸U字谷の様子)

ミルフォードサウンドの様子
画面中央方向がタスマン海です。

ミルフォードフィヨルドではなく、ミルフォードサウンドという名前になった由来はWikipediaに次のように説明されています。
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ミルフォードサウンドは、フィヨルドである。サウンドとは、英語で入り江を意味し、詳細には川の水の氾濫によってできた地形を指す。フィヨルドは、氷河の進退によって削られた岩山に氷河の溶け水や海水が入り込んで形成される地形であるが、発見当時の人々の地理の知識や、言葉の知識がなかったためにサウンドと名付られてしまった。
フィヨルドランド国立公園内には他に13のフィヨルドがあるが、同様の理由でサウンドと名付けられている。
Wikipediaミルフォード・サウンドから引用
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