自分の散歩フィールドである花見川の上空を飛行機が飛び、飛行機雲が空を引き裂くように見えるような時は飛行機雲に興味を持ちます。
それ以上に飛行機雲に興味を持つことはあまりありません。
しかし、旅行先で飛行機雲に刺激を受けたことがありますので、メモしておきます。
1 モンブラン上空の飛行機雲
フランスのエギーユ・デュ・ミディ展望台からモンブランを見たとき、同時に多数の飛行機が、しょっちゅう、飛行していることに気が付きました。
エギーユ・デュ・ミディ展望台から見たモンブラン
おそらくドイツとイタリア方面を結ぶ航路など多数の航路がアルプス上空に設定されているのだと思います。
自分がいる場所が標高3800mを超えているヨーロッパ中央部ということもあり、同じ飛行機雲であるにも関わらず、低地からみる飛行機雲とは違って、次のような感想を持ちました。
「ヨーロッパ(EU)という文明圏域とその中を飛行機が縦横無人に行き来する様子が実感できる。」
「ヨーロッパという圏域(空間)を感覚できる。」
という感想です。
日本に関しては、大空をみて、その先にある北海道や九州沖縄の空間の存在を感覚できているように考えています。
そうした空間感覚のヨーロッパ版をモンブランで得たということです。
2 キジルクム砂漠上空の飛行機雲
ウズベキスタンのブハラからヒバまでキジルクム砂漠を建設中の高速道路をところどころで利用しながら、バスで横断しました。
高速道路はかなりできているのですが、途中にトイレがなく、2回ほど青空トイレを利用しました。
そのトイレ休憩中、空を見ると、道路と並行して飛行機雲が見えました。
キジルクム砂漠の上空
ウズベキスタンは旅行者用ドライブインすら途切れるような広大な砂漠で東西が分かれ、それを横断する交通路は1本の道路と航空路だけであると実感できました。
青空トイレと飛行機雲から砂漠の広さを体感したということです。
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