Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事ではグレートベイスン砂漠とモハベ砂漠の項の観察に入ります。
グレートベイスンには強い興味を持ちますので自分がある程度満足できるまで寄り道観察を繰り返して記事にしていきたいと思います。
1 図書に掲載されている画像と位置図
Geomorphology from spaceの画像
Geomorphology from spaceの位置図
参考 位置図の概略位置
図書で説明している場所はカリフォルニア州とネバダ州の境付近でその中央付近がデスバレー(Death Valley)です。
2 グレートベイスン砂漠の様子
位置図下に出ているガルロック断層(Garlock Fault)がグレートベイスン砂漠とモハベ砂漠との地質境界であると考えれています。
グレートベイスンには150以上の砂漠盆地があり、個別に名前が付けられているものがあります。位置図にはアマルゴサ砂漠(Amargosa Desert)の名称が記載されています。
グレートベイスンはほとんどが閉鎖流域となっていて海に繋がっていません。アマルゴサ川(Amargosa River)も海に繋がっていません。
かつてこの付近には広大な湖があり、第四紀におけるその盛衰が明らかになっています。
サールズ湖(searles lake)は乾燥湖で炭酸塩、硫酸塩、ホウ酸塩、およびハライド類の無機物のナトリウムおよびカリウム 鉱物等の資源開発が行われています。
画像付近の様子(斜め映像)
0 件のコメント:
コメントを投稿