2017年10月14日土曜日

アントン・アンダーソン記念トンネル

氷河クルーズのためアンカレッジから乗船港ウィッターに向かった際、アントン・アンダーソン記念トンネルを通りました。
ガイドの方(日系3世)の説明で日本との思わぬ関わりがあることを知り、興味を持ちましたので紹介します。
帰国後、次のWEBサイトをみて詳細を確認しました。

Anton Anderson Memorial Tunnel WEBサイト

トンネルの位置
Anton Anderson Memorial Tunnel WEBサイトから引用

氷河クルーズ当日のGPSログ

トンネルの地図
Anton Anderson Memorial Tunnel WEBサイトから引用

トンネル付近のGPSログ

このトンネルは第二次世界大戦の真っただ中の時期、アメリカ西海岸から船舶で物資をアンカレッジに運ぶ際、船舶が日本軍の潜水艦に露出する時間をできるだけ短くし、また雲が多い天候特性を利用して荷揚場が空襲にあう機会をできるだけ少なくするためにつくられたとのことです。
ウィッターに荷揚場をつくり、このトンネルをつかって列車で物資をアンカレッジに運んだとのことです。

トンネルは長らく列車専用で、道路利用者はトンネル部分で列車に自動車を乗せて通過したとのことです。現在では列車利用、上り方向自動車利用、下り方向自動車利用に時間区分してトンネルを利用しています。

トンネル入り口付近

レールと道路が合流する付近

トンネル内部

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