2018年4月25日水曜日

火星の砂丘

Geomorphology from space PLATE E-15 MARTIAN SAND SEAS

Geomorphology from space(NASA)に掲載されている地形事例のうち風食地形についてその現場をGoogle earth proで観察しています。
この記事では火星の砂丘を観察します。

1 図書に掲載されている画像

Geomorphology from spaceの画像
Viking 1 着陸地点からの風景
 
参考 Viking 1 着陸地点の位置 1
Google earth proから引用

参考 Viking 1 着陸地点の位置 2
Google earth proから引用

参考 Viking 1 着陸地点の位置 3
Google earth proから引用

2 Viking 1と着陸地点からの風景
Google earth proで「地面レベルのビュー」でViking 1着陸地点を見ると着陸機の様子と風景を拡大して観察することができます。

「地面レベルのビュー」でみたViking 1着陸機の様子

貼付されている写真の説明にある「 Fly into this high-resolution photo」をクリックすると次の半円球スクリーンが登場して高解像度写真が操作可能で観察できるようになります。

登場する半円球スクリーン

高解像度写真で観察したViking 1着陸地点からみた風景 1

高解像度写真で観察したViking 1着陸地点からみた風景 2

高解像度写真で観察したViking 1着陸地点からみた風景 3

火星の砂丘を構成している物質は砂というよりシルトや粘土のような粒子の細かいものが多く、また空気密度が地球と異なることから砂丘や風紋の形成が地球と異なるようです。
WEBを検索するとViking 以降の探査機によって撮影された多数の砂丘・地形カラー写真が公開されていて、学術的研究も大いに進んでいるようです。
Geomorphology from spaceはNASAから出版された図書ですから火星の地形事例が登場するのは当然のことです。

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余談
上記半円球スクリーンは映画アバターに出てくるGIS球面モニターと同じであり、アメリカでは近未来をイメージする小道具として使われているようです。

映画アバターに出てくるGIS球面モニター
ブログ花見川流域を歩く2013.11.13記事「映画アバターに出てくるGIS立体投影装置



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